「メディアの言うことを鵜呑みにするな!」
・・・ワタシがずっと自分の中で決めていることのひとつです。
狂牛病とか鶏インフルエンザとか、最近は食物に関する悪いニュースが多いですね。
確かにそのような食べ物は食べたくないです。
でも、どうみても「過剰反応」している消費者の姿があると思いませんか?
生産者や国の安全情報も信用できないこともひとつの大きな要因だと思います。
「頼りになるのはメディアだけ」・・・といった感じなのでしょうか?
そこに大きな落とし穴があるように思えてならないのです。
「情報が入る」→「自分で吟味・判断する」→「行動する」
というのが本来の流れだと思うのですが、まん中の「吟味・判断」 が抜けてしまっているような気がします。
要するに “メディアに翻弄されている” といったところでしょうか?
先日、某ファミレスで昼食をとろうと思っていたときのこと、
隣の席ではオバチャンたちがメニューを見ながら
『いま牛肉は怖くて食べられないよね〜』
みたいなことを話していました。
メニューを見ていたワタシの目にふと “テキサス牛” の文字が・・・
こんな状況ではついついイタズラをしてみたくなるワタシは、店員さんを呼ぶや
“テキサス牛のステーキ ○×グラム”
を元気よく注文したのでした。
案の定、お隣りでは “えっ? 牛肉??” というような目をしたオバチャンがワタシを見ておりました。
〜美味しかったですよ!! (^o^)丿
運悪く、その肉が狂牛病の肉で、ワタシが命を落とすことになったとしても、それは
『ワタシの運勢はその程度のものだった』 だけのことですね。
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ファミレスでの会話だけならまだしも、その経済損失を考えたらとんでもない話です。
話は広がるうちに尾ひれがついていくのが世の常・・・
国の徹底した安全対策(?)も手伝って、いつの間にか
「アメリカで狂牛病が出た」→「アメリカの牛肉は危険」→「牛肉は危険」
なんていう図式ができあがってしまうんですね。 鶏肉も同様
そんなわけないじゃないですか!
だったら、最近増加しているという韓国系外国人の犯罪増加、
「韓国人の犯罪が増えた」→「韓国人は悪人だ」
・・・ということか? そんなことないですよね。
血液型占いじゃないですから、そんな無理に分類してしまわなくてもいいですよね。
(もっとも、血液型占いだって必ずしも当たっているとは思えませんが・・・)
ここまでメディアに過敏なら、メディア操作で国民を操るのもそう難しいことではないかもしれません。
景気対策だって、国民に『今は景気がいい』と思わせればそれでOKなんですから。
メディアを通じて催眠術にかけるようなものですね。
「医者に行くより みのもんた」 という方々、
「スパスパ人間学」や「あるある大辞典」のダイエット情報・健康情報をそのまま実行している方々・・・特に注意が必要かもしれませんね。
もちろん、何も知らないで騙されているほうが幸せ(知らぬが仏)
・・・ということもあるでしょうが・・・
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