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ワタシの独断とひとりごと
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2003.11.18 「最新機器」 について


先日、クライアントさんの某飲食店へ行ったときのことです。

なにやらレジでトラブルの様子・・・
若い人のグループが会計を待ちながら『はやくしろよ〜』 とか言っています

レジ担当者はパニックになっているらしく、奥から店長が飛び出してきました。
 (この店長さんに用事があったのですが・・・)
こんな時、途中から処理を任されるとまったくわからないものなんですよね。
汗びっしょりで対応にあたっていました。
ワタシには状況もわからず、どうすることもできません。
とりあえずあとからお店に入ってきたお客さんに 
『ここは会計待ちだから中に入れますよ』 なんて言うことくらい

・・・処理が終わってようやく店長さんと話すことができました。
聞くと、レジの機械を最新型に替えたばかりなのだそうです。
“最新型” というだけあって、便利機能が満載、釣り銭も機械が自動的に出してくれるので間違いがない、のだそうです。

しかし、ここに大きな落とし穴が・・・、お客さんから預かった金額を打ち間違えると・・・
自動的にお釣りが出てきてしまい、修正がとても大変。
修正しようとしているうちにお客さんにも急かされ、パニックになってしまったようです。
結局はレジの奥から別に釣り銭を出してきて精算することで処理できたようです。


2つのことをふと考えました・・・
  その1 機械について
レジに限らず、最近の機械ものは機能が充実しすぎていて、操作も複雑、マニュアル本は膨大な内容というものが多いですね。
スムーズに操作できる人も、その機械の操作方法を“覚えた”ということ。
結局は機械に振り回されているんですね。
ビデオの録画予約ができない、という方々の気持ちも最近は何となくわかるようになってきました。
あんな分厚いマニュアルや複雑な操作方法、確かにわかりませんな

  その2 ゆとりについて
『はやくしろよ〜』 とか言っていた若者さんたち。
もうちょっと余裕をもって接してもいいんじゃないかな?
急かされてパニックになって、結局遅くなってしまうのがわかっているのなら、結果的に早く処理できるように気を遣ってあげるのが賢いやり方だと思いますけどね。
 レジ係さんも、『ごめんなさい〜。機械オンチなもので〜・・・』なんて明るく対応できたらいいんでしょうけど・・・ 実際そんな状況になったらどうなるかわかりませんね。