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ワタシの独断とひとりごと
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2002.09.30 |
演出について 〜リーダーシップ? 洗脳? |
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「日本人は演出がヘタ」・・・とよく言われているようです。
正直なのでしょうか??? それはそれで良いことだと思います。
しかし、時と場合によっては「正直さ」はまったく役に立たない場合があると思います。
たとえば、いま低迷していると言われている日本経済、この原因を作っているのはなんでしょうか?
優秀な経済学者やアナリストが分析した結果を「正直」に「不況」と判断し、「正直」に発表し、それを一般市民が信じてしまった結果、お金の流れが悪くなったのではないでしょうか?
ここでもし小泉首相や著名経済アナリストが、たとえ「ウソ」でも『景気は回復に向かっています。金利も上げます。お金はどんどん使いましょう!』 とマスコミを通じて毎日言い続けたらどうでしょうか。 ずいぶん変わってくるとは思いませんか?
上手に『演出』して、市民を『今は景気がいいんだ』と思わせたらもう『不況』ではありません。
ウソひとつで景気がよくなって、みんなが幸せになるのなら「ウソ」も大いに結構!!
そのために公的資金を使う必要があるとしても、経営に失敗した巨大銀行を救済するために使うよりもよっぽどいい使い道なのではないでしょうか。
市民ひとりひとりも同じです。
たとえば、「不況だ、不況だ・・・」といって下ばかり向いているのではなく「バブルのころが良すぎたんだから、元に戻っただけなんだ。またがんばろう!」と前向きに考えてみてはいかがですか?
「政府の経済政策が悪いんだ」と他人ばかり責めずに、「私ができることはないのかな?」と自分ができることを探してみてはいかがですか?
きっと何かが変わってくると思います。
私が言いたいのは、正直さ(事実の究明や正確な分析)が必ずしも良い結果につながるとは限らない、ということなのです。
このことを、特に政治家や学者、評論家は頭に入れておいてほしいと思います。
影響力の強い方々ですから・・・
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